映画鑑賞（DVDですが）

昨年度の講義「映画の社会学」で受講生の方に「ヘアースプレイ」を紹介していただきました。これってもともとブロードウェイミュージカルだったと思います。実際、映画公開前にどこかの舞台で公演されていたような気がします。

映画館で観たいと思っていたのですが、鑑賞できず、DVD化されたのでようやく鑑賞することができました。あっぱれミシェル・ファイファー・・・・。って、誰を観てるんだ、と非難されそうですが・・・。
個人的に・・・・こういう作品は大好きです。基本的にミュージカルは好きなのですが、この作品のような演出は特に好きです。内容的にも社会的な問題がわかりやすく表現され、アイロニーも含んでいて、よかったです。1950年代から1960年代のアメリカを舞台にした作品は、やはり人種問題が中心になるのですね。それほどアメリカの人種問題は根が深く、人々に強い影響を与えているのでしょう。
初の黒人大統領も選出されそうだし、今年度はこのあたりの問題を「映画の社会学」で取り上げたいと考えています。