SSブログ

2010映画の社会学第10,11講 批評的方法(5) [映画の社会学]

映画の社会学 第10,11講 批評的方法(5,6)
批評的方法の実践

 批評的方法を実践する、ということで第2回目のリポートです。

課題作品:
『ウォーク・トゥ・リメンバー』(A Walk to Remenber)2002
監督:アダム・シャンクマン
製作:デニーズ・ディ・ノヴィ
出演:マンディ・ムーア、シェーン・ウエストほか


原作:ニコラス・スパークス『奇跡を信じて』
他の作品:『きみに読む物語』、『メッセージ・イン・ア・ボトル』、『最後の初恋』など


課題:課題:「原作からの設定変更によって何が表現されたのか」

以下の2点について論述しましょう。


<問題1>
原作では1999年57歳の主人公が17歳の時の自分を回顧するという構成です(現在の自分>過去の自分>現在の自分)。主人公が17歳の時・・・1950年代から60年代にかけてが舞台に設定されています。

映画では1990年代が舞台になっている。

この変更による効果は何?


<問題2>
原作:主人公ランドンの父親は30年間下院議員を務める街の有力者。1年うち半年以上はワシントンにいて自宅にはいません。しかし親子関係は悪くなく、「非行の原因は父親の不在ではない」と発言しています。

映画:ランドンの父親は医者で数年前に離婚して別の女性と結婚しています。ランドンと父親との関係は非常に悪いと描かれています。

この設定変更によってどういうメッセージが描かれるのか?



期限:2010年12月22日(水曜日)午後17時まで
提出先: 電子メールあるいはMICCS
電子メールでの提出先と質問先については授業中に説明してます。出席していない人は、必死になって探すように。提出されないと「失格」です。

<注意事項>

小論文にすること。
感想文や作文ではない。
箇条書きやメモ書きの様式ではなく、文章で表現すること。
分量:800字以上
メールで提出する場合は提出先を間違えないように
MICCSあるいは電子メールを利用すること。
電子メールの場合、「受理確認メール」(自動応答)を確認すること。ドメイン指定に注意!
ケータイメールを許可する。


ウォーク・トゥ・リメンバー [DVD]

ウォーク・トゥ・リメンバー [DVD]

  • 出版社/メーカー: ショウゲート
  • メディア: DVD



奇跡を信じて

奇跡を信じて

  • 作者: ニコラス スパークス
  • 出版社/メーカー: アカデミー出版
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。